斎藤は何も悪くない。
たまたま最悪のタイミングで事が起こってしまっただけ。


昔ほどプロレスは見なくなったが休日と深夜の放送タイミングが合えば見ることがあったが
ここ数年の三沢のコンディションは常に不調に見えた。
しきりに首を気にしており長年のダメージが蓄積しているんだろうなと。


周りから休養をすすめられていたらしいがそれでも三沢はノアを導いていく中心人物としてリングに立ち続けた。
三沢が安心して休められる状況でなかったろうしファンもリングで戦い続ける三沢を望んだはず。


いつかは弾の出るロシアンルーレットの様に今回無事に済んでいても
リングに立ち続ける限りいつかは“弾”が出ていただろう。


プロレスラーがリングの上で戦って死ねるなんて本来なら本望のはず、究極の生き様だと思うが
それでも…それでも、あまりにも切なすぎる。


斎藤にはこれを気に引退などして欲しくない。
プロレス界に埋めきれない大きな穴を作ってしまったがそれでも精一杯プロレス道をひたすら進んで欲しい。
それが三沢に対する最大の供養になると信じている。